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ロードスター (自転車) : ミニ英和和英辞書
ロードスター (自転車)[くるま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
自転 : [じてん]
  1. (n,vs) rotation 2. spin
自転車 : [じてんしゃ]
 【名詞】 1. bicycle 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

ロードスター (自転車) : ウィキペディア日本語版
ロードスター (自転車)[くるま]

ロードスターRoadster)とはかつてイギリスにおいてよく見られた自転車の形式で現在では全世界にまで普及しており日本でも実用車軽快車といった一般用自転車の原形となった。アメリカではイギリスの自転車であることと、上位グレードの内装3段変速機からEnglish 3 speedとも呼ばれ、「ロードスター」は現在では自転車の呼称として認識されることは少ない。英国式ロードスターと呼ばれることもある。イギリスでは主に1920年代から1970年代まで生産され、現在でも程度の良いものはヴィンテージものとして売買の対象とされている。ここでは「ロードスター」と呼び、主にイギリスのロードスターを説明する。
== 歴史 ==
現代的な量産体制で作られた初めての自転車といわれ、イギリスはもとよりアメリカにも輸出された。自動車が高価だった当時においてイギリスの労働者階級の交通手段として用いられることが多く主にラレー(:en:Raleigh Bicycle Company)やバーミンガム・スモール・アームズ(BSA)が大量生産し、他にも多くのメーカーが生産した。主に日常生活の使用に耐え得る頑丈さとメンテナンス性を重視して作られた。使用目的からして当然ではあるが重量、動力の効率性(スポーツとしての走行性能)はあまり考慮されてはいなかった。そのため1970年代にアメリカから自転車ブームが起こると先進国で流通する自転車の中心が競技用自転車をベースにしたものとなり、その後のモータリゼーションで徐々に市場から消えていった。
現在のヨーロッパで自転車の利用の多いオランダドイツの都市部などで見られる程度で、ロードスターはほとんど絶えてしまっている。イギリスのパシュレイ(Pashley)などが現在でもロードスターを販売しているが、完全に車社会へと切り替わった本国イギリスでも自転車の主流は圧倒的に流通台数の多いマウンテンバイククロスバイクが取って代わった。しかし発展途上国ではいまも日常で使用されるタイプの自転車である。全世界で使われている自転車の基本形は、このタイプの自転車にあると言っても過言ではない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロードスター (自転車)」の詳細全文を読む




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